子どもの不登校で、仕事を続けられなくなっていませんか?
朝にならないと、学校へ行けるかわからない。
一人で家に残して仕事へ行くのが心配。
遅刻や早退、欠勤が増えてきた。
学校との連絡、病院への付き添い、昼食、生活管理。
仕事をしていても、子どものことが頭から離れない。
そしていつしか、
「もう、仕事を辞めるしかないのではないか」
と考え始めている。
子どもの不登校によって変わるのは、 子どもの学校生活だけではありません。
親の仕事、時間、家計、そして家族の生活そのものにも影響があります。
切っても切れない「不登校と親の仕事」
子どもが学校へ行かなくなると、それまで規則的だった毎日が変則的になります。
「今日は学校へ行くのか」 「途中で帰ってくこないか」 「一人で家に置いて大丈夫なのか」 という、予定を立てにくい毎日。
それが保護者の仕事や日常に影響を与えることは想像に難くありません。 実際に、公的な調査でもその影響が示唆されています。
山梨県が実施した長期欠席家庭771件への調査
※以下は複数回答可のアンケート調査
【お子さんを支える中で感じた不安や悩み事、精神的・身体的な負担についてお答えください。】 という質問に対して
約半数の
49.5%
の保護者が 「仕事と子どものケアの両立に悩んでいる」 と回答しています。
続けて 【お子さんのケアのために、働き方に変化はありましたか。】 という質問には以下のような回答がありました。
43.2%
遅刻・早退・中抜け・欠勤が増えた
20.2%
仕事の内容や働き方を変えた
20.5%
仕事のパフォーマンスが下がった
21.7%
休職・退職を検討した
9.4%
仕事を辞め、子どものケアに専念した
13.9%
特に影響はなかった
出典:山梨県「長期欠席児童生徒家庭を支えるための 家庭環境実態調査分析結果報告書」
https://www.pref.yamanashi.jp/documents/124267/chousakekka_bunnseki.pdf
この調査は、”子どもの問題のようにみえる不登校問題”が、実は”家庭全体で抱える問題”であることを示唆しています。 また「特に働き方に影響がなかった」という回答が、わずか13.9%であることにも着目が必要です。その裏では多数の保護者が子どもの不登校に振り回されている現実があるのです。
なぜ仕事が続けられない?
仕事を減らす。パートへ変える。休職する。そして、退職する。
これは親の人生と家庭の今後を左右する、とても大きな決断です。
なぜ、仕事が続けられなくなってしまったのでしょうか。
その理由は子どもが不登校だから?
それだけではありません。”子どもの生活を24時間請け負う”その連続が、過負荷となっているからではないでしょうか。
学校が担っていた日中の居場所、学習時間、人とのコミュニケーション。
それらをすべて家庭で担うことは容易ではありません
あるいは「学校で過ごしているから安心」となっていた部分が、仕事中に「家でなにしてるかな…」「今後どうすれば…」とのしかかってくる。
保護者が悩みもがく日々に直面する一方、 不登校というのは保護者の努力だけで解決するものではありません。
仕事をしなくては家庭/家計を守れない。かといって仕事をしながら子どもをサポートするのも限界。
そんな究極の選択が突き付けられた結果なのです。
フリースクールを利用しても、親の負担がなくなるとは限らない
学校で過ごす時間がすっぽり抜け落ちていることが問題なのであれば、学校とは別の居場所であるフリースクールを利用すれば解決できる。
一見筋の通った内容に見えますが、現実はそう単純ではありません。
始業の時間が通常の学校より遅い。 開所時間が短くすぐに自宅に戻ってしまう。 など、学校に通うという日中の時間をまるっとカバーすることが難しい。
あるいは、
子どもの気に入ったフリースクールが自宅から離れている。車で送迎してあげないと行きたがらない。など、保護者の負担する要素が新たに生じてしまう。
この負担感が保護者のワークスタイルに影響します。
そして、 仕事が手につかずに収入も安定しない家庭に追い打ちをかけるのが、子どもを支えるための諸々の費用です。
フリースクールを利用しようと考えたとき、その支援にかかる費用が気にかかることは自然なことです。ですが、目先の費用のみに囚われてはいけません。
フリースクールの利用にあたっては、スクールまでの交通費や昼食食費も検討しなくてはいけません。利用料以外の雑費については、日々積み重ねていくことになりますから、侮っていては足元を掬われてしまいます。
つまり、フリースクールを利用して子どもの居場所ができても、 家庭の負担感軽減に直結するとは限りません。ゴールが不明瞭であればなおさらです。
避けては通れない3つの負担
不登校についてまわる保護者の不安。 ここまで読み解いてきたものを3つのカテゴリーに捉えてみましょう。
1
心理的な負担
目の前に悩むお子さんがいる状況。朝に起きてこないお子さんを横目に出社。これらが保護者の心理的負担となり、日常へと影響をしていきます。
2
時間上の負担
子どもを日中家に一人にするのは気が引ける。遅刻早退に伴う送迎。親子での水掛け論。子どものルーティンやスケジュールが不安定なことで、それを保護者が補わなくてはいけません。登校の有無や電子機器の扱い方について、親子で話し合い解決できないケースも増えています。
3
金銭的な負担
フリースクールの利用料。勉強を補うための塾などの費用。給食替わりの日中昼食費。交通費や送迎費。 不登校という状況の出口が不透明であるほど、金銭的負担に際限がないという不安が付きまといます。
導き出した「全寮制」という支援スタイル
不登校という状況を脱するためには、母体となる家庭の安定化が欠かせません。だとすれば、前項のような家庭/保護者の負担を最小限に抑える支援が必要です。
私たち不登校リスタートジャパンがたどり着いたのは「全寮制」という支援スタイル。
全寮制というのは、言い換えるとすればお子さんを一時的にお預かりするスタイルです。 なぜそのような形にたどり着いたのか。解説しましょう。
1 心理的な負担との分離
お子さんの生活をまるっとお任せいただくことで、日々悩みを募らせる姿を物理的に見ずにすみます。ときたま、一緒に苦しんであげなくてはという考えをお持ちの保護者様をお見受けしますが、その考えは間違いです。子どもというのは、悩んでいる親をみることで余計に悩んでしまうもの。家庭内で負のスパイラルが生じてしまいます。 加えて、専門家に委ねるという側面でも、心理的な負担の軽減が叶います。「お任せしてしまえば安心」という作用もあれば、「解決の糸口が見えた」という感覚が安心をもたらします。
2 時間上の制約からの解放
日常を寮に委ねることで、保護者様の生活に時間上のゆとりが芽生えます。目の前のことで手一杯ではかどらなかったお仕事に身が入ることもあれば、改めて夫婦で子育てについて見直す時間もできるでしょう。 生じた時間のゆとりは保護者様の趣味の時間に割かれても問題ありません。保護者様の心身が満たされることで、それがお子様にも伝播していきます。状況の改善には、むしろ好ましいことなのです。
3 金銭負担の軽減には”結果”が求められる
全寮制支援というのは一見すると高額で、さながら”高級な支援”のように映ります。ですが、実際には最もコストパフォーマンスに優れた支援といっても過言ではないのです。
日々の食費や光熱費を見くびってはいけません。家計を支える保護者様なら骨身に沁みるよう、ご理解を頂けるでしょう。それに加えて勉学や更生に向けたサポートに費用が発生すると、どうしても見かけの費用が嵩んでしまいます。
ですが、重視するべきは”結果”に至るまであるいは”目的達成”までにかかる通算費用ではありませんか?
例えば、取り急ぎの居場所確保として利用した通所型フリースクールの費用が、全寮制フリースクールの1/6だったとしましょう。通所型支援を1年間利用して状況が現状維持となるのと、同じ通算費用で全寮制支援を2か月利用して転機を図るのと、どちらが費用対効果が高いと感じますでしょうか。なにより、支援のゴールが見えるのと見えないのとでも金銭負担の目処が立ちやすさに大きな差異があるでしょう。
メリットが多くある一方、子どもの生活を担う全寮制の支援というのはそう単純なものではありません。
なぜなら、支援を展開する側に技量や度量が必要求められるからです。
だからこそ、理にかなっていて効果が期待できるのに、実際に支援を展開している団体は少数なのです。
「前向きな分離」という考え方
結局のところ、現代の子育ては”閉鎖的”であるという問題を抱えています。数年前まで、子育てというのは地域社会で行われていましたが、個人主義となり物騒なニュースも少なくない現代では、その考え方が失われてきています。だからこそ、家庭という閉鎖的な環境で物事を解決するしかなく、手の打ちようが無くなってしまっているのです。
家庭の外での成長に期待することは決して悪いことではありません。保護者様が後ろめたく思う道理などないのです。「可愛い子には旅をさせよ」という言葉があるように、愛情ゆえに手元から離して成長を見守ることということが、むしろ今の時代だからこそ必要ではありませんか?
全寮制支援を利用するにあたり、子どもに見捨てられたと思われないかと、心配が先だってしまう保護者様が増えています。この心配こそ、現代における歪であり、親子の関係値が逆転しているという証と言えるでしょう。大切なのは、保護者様が子育てに信念を抱くことです。
「今はまだ分からないかもしれないけれど、大人になったとき理解してくれる」
この思いを見失わずに子どもを育て上げる。その過程での決断を、私たち大人は「愛情ゆえの親心」であることを疑いません。
そんな、未来に向けた”前向きな分離”を体現する全寮制支援。もっと世の中に普及をしてもらいたいものです。
よくある質問
Q. 本人が寮生活に納得するかが心配です。
A. 多くの保護者様が同じような不安を抱えています。それどころか現実問題として、「全寮制に関わらず、フリースクールの利用を促すことに自信が持てない」という保護者様が大多数です。ですがご安心ください。リスタは子どもに気づきを与えるプロフェッショナル。これまで数多のご家庭に対し、ご自宅でお子さん本人と直接向き合い、その場で説得するというスタートをきっています。また、ご不安ご不明な部分について、事前にLINEやお電話でお気軽にご相談いただけます。
Q. 寮生活からどのように社会復帰に至るのですか?
A. リスタの全寮制支援は、在寮期間内に実践的な登校復帰を進めます。多くの生徒が、1ケ月ほどの寮生活(学習や運動のプログラムを含む)を経験した段階で、登校復帰に向けた土台が整います。その後は段階的に、寮を起点として所属校へと登校する「登校復帰フェーズ」へと移行します。大半が自宅より離れた場所からの登校という形となりますが、自宅からの登校に比べて早起きをしなくてはいけないなどの要素が、逆に自宅復帰後の登校を楽に感じさせます。寮を卒業して自宅に戻るまでの、限られた期間での試験というニュアンスで捉えていただくと良いでしょう。片道2時間以上をかけて登校実績を積んだというケースも珍しくありません。
Q. どの地域からの利用可能ですか?
A. リスタは全国対応です。東京都世田谷区に位置する「東京本校」には、全国各都道府県から入寮した生徒が在籍しています。東京23区、関東圏の生徒が在籍していることはもちろんですが、ひとまずはお住まいの地域を気にせずにご相談ください。基本的に登校面では、在籍校への復帰がテーマとなりますが、登校練習として寮近隣の学校へ一時的な転校措置を取るなども可能です。ご家庭のニーズに合わせて支援計画を立ててまいりますのでご安心ください。
Q. うちの子が親元を離れて生活できると思えません。
A. 子どもの適応力を軽んじてはいけません。リスタに来るまで「ひとりで電車に乗ったことがない」というケースでも、片道1時間の登下校を卒なくこなせるようになります。それ以外にも「ひとりで美容室に行ったことがない」「ひとりで病院にかかったことがない」など、中高生でも意外とよくいるのですが、どれも「ひとりでやったことがないだけ」というのがほとんどで、実践してみるとなんら問題なくこなすことが出来ます。そういう意味では、親元を離れての生活というのは、子どもの限界値/可能性を広げるものと言えるでしょう。
Q. どれくらいの期間が必要ですか?
A. 状態や目標によって異なります。生活リズム、電子デバイスへの執着、登校/学習状況、家庭環境などによって左右されてきます。ですが昼夜逆転を含む生活リズムにまつわる課題については、基本的にどんなケースでも、一週間と経たずに改善できます。早期解決をテーマとした2か月以内の寮生活プランでの実績も数多ですが、より確実なご家庭復帰を目指す場合、平均4か月ほどの期間をいただいています。
Q. 相談費用はおいくらですか?
A. 無料でお受けしています。不登校に悩まされるご家庭をひとつでも多く救いたいという信念のもと、相談料はいただきません。全寮制の利用となれば、保護者様にとって大きな決断が求められることを、私たちは理解しています。実際、無料の面談と見学で入寮の決心をいただくケースが多数です。なんなりとご要望をお申し付けください。
Q. 子離れの自信/覚悟が持てません。
A. そういった方には3泊4日の短期集中プランをおススメしています。費用も比較的コンパクトなプランとなりますので、お気軽にお申し付けください。寮生活を通してのお子さんの様子によっては、短期集中プランの後、通常の寮生活へとそのまま移行することも可能です。 また、短期集中プランは単なるお試しではなく、状況改善のきっかけをご提供することがテーマのプランとなりますので、ぜひ詳細を専用ページにてご確認ください。
親子ともに未来を守りましょう
子どもが生きていけるのは、親の支えがあるからです。 だからこそ、不登校で親子共倒れするわけにはいきません。
子どもが苦しんでいるから、親も同時に苦しまなくてはいけない? その思考は家庭を巣食う毒にもなり得ます。
不登校の立て直しは、母体となる”家庭と親”からはじめましょう。問題を一度手元から離す。それは”悪”ではなく、”親子の未来を守る”選択肢です。
不登校という現状はボタンの掛け違いによるもの。平静を取り戻したとき、親子ともに感謝と愛情を思い出すことが出来ます。