前回は、「子どもの叱り方」について、伊藤先生の教育論を勉強しました。
今回は、「子どもの褒め方」について、勉強してみたいと思います。
(以下、伊藤先生の「不登校ひきこもり解決ガイド」より抜粋し一部引用します)。
まず「いくつになっても、お子さんのことは幼児だと思うように」接して下さい。
何か出来るようになったら、きちんと「褒めて」下さい。
不登校やひきこもりの子は、「自分に自信がない」ことが多いです。
「自分は価値がないもの」だと思っている子も多いのです。
・みんな普通に学校に行っているのに、どうして自分は行けないんだ。
・みんな勉強ができるのに、どうして自分がこんなにバカなんだ。
・普通に話しているのに、みんな自分のことをわかってくれない。
・自分なんてどうでもいいんだ。
★大事な子ども
★大切な家族の一員
★今のままのあなたでいいんだよ
その親御さんの気持ちをきちんと伝えて下さい。
☆お子さんの話を、最後まで共感しながら聞くこと
☆否定しにこと
それが、お子さんの自信へとつながっていきます。
例えば、「結果」でなく、「努力」を褒めましょう!
結果ばかり褒められた子どもは、結果主義になります。
結果主義は、挫折を招きやすいです。「自分を否定」したり、
「努力は無駄」と、頑張る意欲をのものを失う可能性があります。
★「人格」よりも「行動」を褒める・・・感謝の気持ちを表現する。
★「他の子」と比較せず、「その子自身」を褒める!
★「エライ」ではなく、「役立った」と伝える・・・「ありがとう。助かったよ」
過保護に接することで、お子さんも褒められたことを
きちんと喜べるようになります。
結果がすぐ出なくても、繰り返し繰り返し続けていくことが大事です。
一部引用終わり。
良い親子のコミュニケーションが、子どもの自信につながっていきます。
ともすると「えらいね」や「すごいね」という簡単な言葉を使ってしまいがち
だったと気づかされます。子どもの「自尊心」を培い、「自己肯定感」を育む
ためには、親から子への上手な「褒め方」が重要ですね!