リスタスクールです。

朝晩は寒さも感じるようになったこの頃。

この間まで半袖だった子どもたちも
いつの間にか長袖に変わり、
ブレザーや学ランの姿には
少し大人びた様子も感じます。

そんな寮内ではここ最近、
少しずつ“受験モード”の空気が漂い始めました。

 

不登校の期間が長くなると
「進路の話ができない」
「もう受験は無理かも」と
不安を抱えるご家庭は多く、

実際にリスタスクールには
毎年子どもの進路に悩むご家庭が
冬が近づくにつれて増えていきます。

ただ私たちからいえることは
どんなタイミングでも
”遅い”ということはないということ。

私たち大人が子どもを諦めず、
かつ子どもたちの思考に
変化を持たせることが必要です。

そのためにはまず
勉強を再開させることに意識を持ちすぎず
もう一度、自分に自信を持ち
自身を信じられるようにすることから。

やる気は勉強ではなく、目的から生まれます。

「勉強をしなさい」ではなく、
「進学後にどんな自分になりたい?」と
未来のイメージを描くことが大切です。

そしてそんなイメージを持てるような
子どもたちの思考を導くためには
“生活リズム”と”心の体力”を整えることが不可欠。

不登校の多くの子どもは
心のエネルギーが足りていない状況。

その不足したエネルギーを
チャージすることから始まります。

ただなかなか自宅の中では
現状から抜け出すことが
非現実的であることも事実。

家庭内のやりとりだけでは
日々の生活に変化は生まれず、
未来のイメージを描けるような
建設的な話し合いも難しいと思います。

そして受験シーズンが近づくにつれ
保護者様の不安や焦りが募る一方、
子どもたちもその雰囲気を感じとることで
さらに自信を喪失、家庭内の雰囲気も悪化。

負の連鎖となってしまいます。

そんな時に頼ってほしいのが
私たちのようなきっかけを作れる
第三者の存在です。

 

寮に来たばかりの時には進路について
「どうでもいい」「受験したくない」と
後ろ向きな子たちがほとんどなのですが、

寮に来て、同年代たちの状況や目標を
間近で見ることによって意識が刺激され始めます。

学校内では諦めモードだった子たちも、
同じ境遇の子たちが受験に切り替えている姿を見ると
焦りや葛藤が生まれてくるものなのです。

そうして起こる好転の連鎖反応。

この集団心理の中で私たちは受験モードに促し
それぞれの目標とスケジュールを立て、
各々のゴールへ向けたサポートをしていきます。

そして私たちリスタスクールには
不登校生の受験に知識や実績を持った
サポーターがいることも強み。

高校だと全日制から通信制、定時制、
チャレンジスクール、エンカレッジスクールなど
今は数多くのスタイルの高校が存在します。

また大学受験となると受験の方法から
さまざまな分野、学び、立地、雰囲気など
多方面からのリサーチで慎重に検討が必要です。

そのためには見学に出向いたり
模試を受験したりと準備も必要。

不登校でつまづいた経験があるからこそ
自身に合った、続けられる学校選びも大事です。

自分の進路は自分で決めていく、
そんな環境づくりを意識しています。

そしてこれまで数多くの受験生たちの
進路を決めるサポートをしてきました。

昨年も多くの合格者が。

 

見事に合格を遂げ、自信を得た子どもたち。

明るい未来の始まりと
不登校の面影を感じさせない姿に
私たちも強い感銘を受けさせてもらいました。

 

そして今年も既に受験生となる子たちが。

私たちも見学や模試などの準備に励んでいます。

先日は毎日受験勉強を頑張っている子と
スタミナを付けにステーキを食べに。

美味しいものを食べながら
他愛ない話から悩み話まで、
息抜きの時間を作ることも大事。

「頑張ってるね、大丈夫だよ」と
自己肯定感と安心感を与えながら
受験に向けた思考を整えていきます。

待ち受け画面に笑ってしまいました(笑)

まだまだ10代の子どもたち。

サポーターたちの諦めない気持ち、
子どもたちの前向きな思考があれば
どんなタイミングであっても
”リスタート”を叶えることができるのです。

なかなかきっかけが掴めない時は
ぜひ一度相談してみてください。

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📞03-3481-0038(相談無料)

子どもたちの“再スタート”を
一緒に考える場として、
『不登校リスタートジャパン』があります。

ひとりでも多くの不登校生たちに
明るい未来が訪れますように。