リスタスクールです。

不登校のお子様と過ごす中で、

「うるさい」
「ほっといて」
「話しかけないで」

そんな強い言葉を投げかけられることはありませんか。

「さっきまで普通だったのに」
「何が気に障ったのかわからない」

突然怒り出したり、少し声をかけただけで強く反発されたり。

毎日のように繰り返されると
親御様もどう接すればよいのかわからなくなってしまうと思います。

さらに感情がエスカレートすると
物を壊したり、家族に手をあげたりと
次第に行動が激しくなり、
家庭内暴力へと発展してしまうこともあります。

「今は暴言だけだから」
「本人もつらい時期だから仕方ない」

そう思って受け止め続けているうちに
家庭の中で許される行動の境界線が
少しずつ曖昧になってしまうこともあります。

しかし、本人の気持ちを理解することと
暴言や暴力を許容することは別です。

人を傷つける言葉や暴力に対しては
家庭の中でも「してはいけないこと」として
きちんと線引きをする必要があります。

一方で私たちがもう一つ大切だと考えていることがあります。

それは、暴言や暴力という行動だけを止めようとしないことです。

なぜ、これほどイライラしているのか。
なぜ、家族に感情をぶつけてしまうのか。

その背景を見ていくと
本人自身が抱えている苦しさが見えてくることがあります。

今回は、不登校のお子様の暴言やイライラの背景と家庭でできること
そして家庭だけでの対応が難しくなったときの選択肢についてお伝えします。

 

暴言の奥にある「うまくいかない自分」

お子様の強い言葉だけを見ていると

「昔はこんな子じゃなかったのに」
「どうしてこんなに反抗的になったのだろう」

と感じることもあるかもしれません。

しかし、その言葉の裏側には
お子様自身もうまく説明できない気持ちが
隠れていることがあります。

・学校へ行けないことへの焦り
・友人関係や勉強への不安
・周りの友達だけが前へ進んでいるように感じる苦しさ
・昼夜逆転などによる生活リズムの乱れ

こうしたさまざまな気持ちが重なっていても
それを本人が言葉にできるとは限りません。

「不安」
「怖い」
「自信がない」
「どうしたらいいかわからない」

そんな気持ちが

「うるさい」
「ほっといて」

という強い言葉になって表れることもあります。

また、外では人に気を遣っているお子様ほど
安心できる家庭に戻ったときに感情が大きく出る場合もあります。

大切なのは、表面に出ている言葉だけなく
「この子は今、何に苦しんでいるのだろう」と
その背景にも目を向けてみること。

そして、その原因となっているものを一つずつ減らしていくことです。

 

生活が変わると、気持ちにも変化が生まれる

不登校が続くと

・夜遅くまでゲームやスマートフォンを使う
・朝起きられなくなる
・食事の時間がバラバラになる
・日中ほとんど身体を動かさなくなる

など、生活リズムが崩れてしまうことがあります。

睡眠や生活のリズムが乱れると
心身の調子にも影響し、
「今日も何もできなかった」という感覚を持つ日が増え
気持ちの切り替えが難しくなることもあります。

だからこそ、暴言への対応と同時に
本人の毎日そのものを少しずつ変えていくことも大切です。

まずは朝起きる時間を少しずつ整える。
家族と一緒に食事をとる。
少し外へ出てみる。
身体を動かす時間をつくる。

一日の中に「やること」や「人と関わる時間」が生まれ
日々の生活が少しずつ充実していき、小さな「できた」が増えていく。

この積み重ねが、失いかけていた自信を取り戻すきっかけにもなります。

イライラを抑え込ませるのではなく
イライラし続けている背景そのものを変えていく。

私たちは、そこに目を向けることが大切だと考えています。

 

一度にすべてを変えようとしない

ただし、生活を整えることが大切だからといって

「明日から朝7時に起きなさい」
「今日からゲームは禁止」

と、すべてを一度に変えようとする必要してしまうと
かえってお子様の反発を強めてしまうもの。

すでに生活リズムが大きく崩れている場合には
本人にとって朝起きること自体が大きな一歩かもしれません。

学校へ行けているかどうかだけで判断するのではなく
昨日までの本人と比べて
生活の中に何が増えたのかを見ることも大切です。

 

気持ちを受け止めることと、暴言を許すことは別

お子様がつらそうにしていると

「学校へ行けていないから仕方がない」
「これ以上傷つけないようにしよう」
と、親御様が我慢してしまうこともあります。

しかし、気持ちを受け止めることと
何をしても許容することは同じではありません。

たとえば
「今すごくイライラしているんだね」
「何か嫌なことがあったなら聞くよ」

と気持ちを受け止めながら

「でも、人を傷つける言い方はやめよう」と伝えることはできます。

怒っていること自体を否定する必要はありません。

一方で暴言や物に当たる行為や家族への暴力などについては
必要な線引きをすることが大切です。

また、お子様から暴言を言われると

「なんでそんな言い方をするの?」
「何があったの?」
「ちゃんと理由を説明して」
と聞きたくなることもあると思います。

しかし、感情が高ぶっているときには
お子様自身も自分の気持ちを整理できていないことがあります。

そんな状態で理由を何度も聞かれると
さらにイライラが強くなってしまう場合もあります。

その場ですべてを解決しようとせず

「今は話したくなさそうだから、落ち着いてから話そう」
「話したくなったら聞くよ」
と、一度距離を置いてみることも一つの方法です。

そして落ち着いてから

「最近、何かしんどいことある?」
「今、一番嫌だと思っていることって何だろう?」
など、少しずつ話を聞いてみましょう。

すぐに答えが返ってこなくても
安心して話せる関係をつくりながら
時間がかかっても少しずつ気持ちを整理していくことが大切です。

 

家族だからこそ、難しいこともある

親御様も一人の人間です。

毎日のように強い言葉を投げかけられれば
傷つき、心が疲弊してしまうことは当たり前です。

心配して声をかけているのに暴言を返されれば
つい言い返したくなることもあるでしょう。

また、お子様も親御様の甘えから
そういった言葉が出てしまうこともあります。

お子様はそっとしてほしい。
親御様は何とかしてあげたい。

どちらの気持ちもある中で、すれ違いが続き
お互いに余裕を失ってしまうこともあります。

そんなとき、親子だけですべてを解決しようとしなくても大丈夫です。

学校の先生やスクールカウンセラー、支援機関など、
第三者に相談することも一つの方法です。

親御様には話せないことでも
少し距離のある大人になら話せることがあります。

また、第三者が間に入ることで
お子様の気持ちを整理するだけでなく
親御様自身の負担を軽くできることにも繋がります。

そして、長く同じ状況が続いている場合には
一度固定化してしまった親子の関係性や
関わり方を見直す機会をつくることも大切です。

親子だけでは変えにくくなってしまった関係も
第三者や新しい環境が入ることで
それまでとは違った関わり方をつくれることがあります。

 

寮付きフリースクール、リスタスクールという選択肢

家庭でさまざまな方法を試しても

「生活リズムがなかなか整わない」
「ゲームやスマートフォンばかりになってしまう」
「家族への暴言やイライラが続いている」
「学校へ行かない状態が長くなってきた」

ということもあります。

そんなときには、生活する環境そのものを
一度変えてみることも選択肢の一つです。

全寮制フリースクール「リスタスクール」では
親元を離れ、同年代のお子様やスタッフとともに生活します。

男女合わせて約20名のスタッフがおり
お子様の日々の生活をサポートしています。

寮生活では、まず起きる時間や寝る時間、
食事など、毎日の生活リズムを整えていきます。

また教員免許を持つ先生による勉強のサポートや
プログラムとしてスポーツ、美術、思考など、
さまざまなことに取り組んでいます。

「今日は最後まで参加できた」
「昨日できなかったことができた」
「やってみたら意外と楽しかった」

そうした小さな達成感を日々積み重ねることが
少しずつ自信を取り戻すきっかけになります。

ゲームやスマートフォンなどの電子機器についても
リスタスクールではただ禁止するのではなく、
ルールのある環境の中で付き合い方を考えていきます。

寮では、同年代のお子様たちと一緒に生活しており
一緒に食事をしたり、プログラムに参加したり、
何気ない会話をしたりする中で自然と人と関わる機会が増え
お子様の笑顔も増えていく様子が見られます。

また、寮から学校へ通っている子も
同じ屋根の下で一緒に生活しているため、
朝になると、同年代の仲間が準備をして
学校へ向かっていくという姿を見て
最初は学校へ行くことに抵抗があったお子様でも
周りの姿を毎日見ているうちに

「自分も行ってみようかな」

という気持ちが生まれることがあります。

実際にリスタスクールでは周りのお子様から刺激を受け
学校へ向かい始めるお子様が少なくありません。

もちろん、無理に登校させるわけではなく
本人の状態を見ながら、一歩ずつ進めていきます。

そして、

「今日は学校へ行けた」
「授業を受けられた」
「友達と話せた」

という経験が増えてくると、それもまた自信につながります。

一つ「できた」が増えることで
「じゃあ、これもやってみようかな」
と、ほかのことにも取り組めるようになることがあります。

こうした経験を積み重ね、自己肯定感を引き上げ
自分に少しずつ自信が持てるようになり
心の状態が安定してくることで、
強いイライラや暴言、衝動的な行動などが
少しずつ落ち着いていくお子様もいます。

暴言や暴力だけを直接「やめさせる」のではなく
その背景にある不安や自信のなさ、生活の乱れ、
人との関わりづらさなどを一つずつ整えていく。

リスタスクールでは、寮生活そのものを通して
そのための経験を積み重ねていきます。

 

一人で抱え込まずにご相談ください

リスタスクールでは
現在のお子様の状態やご家庭でのお悩みを伺いながら
これからどのように進んでいくことができるのかを一緒に考えていきます。

すぐに入寮を決める必要はありません。

「暴言が増えて、どう接したらいいかわからない」
「家族への暴力があり、家庭だけでは対応が難しい」
「生活リズムやゲームの問題も含めて相談したい」

など、まずは現在の状況をお聞かせください。

お問い合わせはこちら

不登校解決ダイヤル
☎ 03-3481-0038(相談無料)

ご相談は無料になりますので、ぜひお気軽にご活用ください。

お子様だけでなく、親御様も一人で抱え込まず
一緒にお子様にとっての最善の一歩を考えていきましょう。