リスタスクールです。

今回は、学校がある日常とはまた違った
夏休み中の子どもたちの様子をお届けします。

夏休みといえば、
子どもたちにとって一年の中でも
特に楽しみな長期休暇のひとつ。

そんな期待を胸に迎えた、夏休み初日。

学校がある期間とは少し変わる
寮での夏休みスケジュール。

ただのんびり過ごすだけではなく
夏休みならではのイベントや
しっかり確保された学習時間まで。

盛りだくさんの夏休みの予定を
スタッフから子どもたちへ説明しました。

「これ楽しそう!」
「このイベントに行きたい!」

普段は控えめな子も
興味津々の様子で話を聞いていたのが印象的でした。

「今年の夏休みは、なんだか特別かもしれない」

そんな空気感に
私たちスタッフも自然とワクワク。

子どもたちがどんな表情を見せてくれるのか、
どんな思い出が生まれるのか。
夏休みの始まりがますます楽しみになりました。

それぞれのイベントの様子は
他のブログ記事でもご紹介していきますので
ぜひあわせてご覧ください。

 

夏休み中の余暇によく見られるのは
みんなでゲームを囲む光景。

不登校を経験した子どもたちの中には
家から一歩も外に出ず、
ひとりきりで夏休みを過ごしてしまう子も少なくありません。

ですがリスタスクールでは
スタッフや寮の仲間たちが自然とそばにいます。

ひとくくりに「ゲーム」と聞くと
大人は少し心配になりがちなもの。

ですが、ここでのゲームは
一人で画面に向かい続けるものではありません。

「次俺やりたい!」
「そこ危ないって!」

なんて声を掛け合いながら、
一つの画面をみんなで囲んで盛り上がります。

ゲームが共通の話題となって会話が生まれたり、
普段あまり関わりのなかった子同士が
一緒に笑い合うきっかけになったり。

子どもたちにとってゲームは、
ときに人との距離を縮めてくれる
コミュニケーションツールにもなっています。

もちろん、好きなだけゲームをしていいわけではありません。

時間やルールを守りながら楽しむことも
寮生活の中で身につけていく大切な習慣のひとつです。

この日はカードゲームのUNOで大盛り上がり。

中学生から高校生、そしてスタッフまで
みんなで同じテーブルを囲んで楽しみました。

勝負の行方に一喜一憂しながら、
気づけば時間を忘れて盛り上がる
賑やかな夜になりました。

同い年の子どもたちだけでなく年上と年下、
そして個性豊かなスタッフたちが
同じ屋根の下で暮らしているからこそ生まれるこの距離の近さ。

普段なかなか関わることのない年代の人たちと
自然に会話をし笑い合える環境があることも
寮生活ならではの魅力のひとつだと感じています。

 

たくさん遊びの時間を企画する分
学びの時間もしっかりと確保しています。

夏休みの宿題を進める子もいれば
受験勉強に励んだり、それぞれの課題に取り組んだり。

みんなそれぞれのペースで
目的をもって机に向かっています。

夏休みはどうしても勉強の習慣が崩れがちな時期。

ですが、こうして学習時間を設け
机に向かうことを習慣にしていくことで、
決められた時間が終わった後も
自主的に勉強を続ける子の姿が見られるようになります。

遊ぶときは全力で
やるべきことにもきちんと向き合う。

そんなメリハリのある夏休みを
子どもたちは一歩ずつ積み重ねています。

 

夏休み中には、少し特別な一日もありました。

寮生活を経て、現在は寮の近くで
一人暮らしをしている大学生の卒寮生。

今回ボクシングの試合に出場するということで
他の寮の子どもたちやスタッフが
会場まで応援に駆けつけました。

リングに立つ姿は
寮で過ごしていた頃からさらにたくましくなり、
その眼差しには迷いのない強さがありました。

そして結果は、見事勝利!!

会場は大きな歓声に包まれ
一緒に観戦していた寮の子どもたちも
まるで自分のことのように喜んでいました。

彼は寮でのボクシングプログラムをきっかけに
この競技にすっかりハマり、
卒寮した今でも自主的にジムへ通い続け
今では後輩たちにとっても
頼もしい先輩のひとりとなりました。

かつて一緒に過ごした先輩が
目標に向かって努力を重ね、結果を出す姿。

それは、今寮で暮らす子どもたちにとっても
「自分もいつか、あんな風になれるかもしれない」
と思える、何よりの刺激になったようです。

お母さまと一緒に写る写真には
試合を終えた安堵と、勝利の喜びにあふれた
とても素敵な笑顔が残っていました。

寮生活を送り、ボクシングと出会い、
卒寮してからも自分の意志で続けてきたことが
こうしてひとつの結果につながったこと。

私たちスタッフにとっても
その成長を間近で感じることのできた
とても嬉しい一日となりました。

 

夏休みだからこそできる経験や
普段とは違う時間の過ごし方。

仲間と一緒に思いきり遊ぶ時間もあれば
自分の課題と向き合い、机に向かう時間もある。

そして、ときには先輩の成長する姿から
新たな刺激をもらうこともあります。

規則正しい生活を土台にしながら
こうした楽しみやワクワクする瞬間を重ねることで
子どもたちの毎日が少しずつ
確かに豊かになっていくのだと感じています。

これからも子どもたちの
「楽しい」という気持ちを大切にしながら
学びも遊びも、そしてさまざまな人との関わりも。

子どもたちにとって充実した夏休みとなるよう
引き続きサポートしてまいります。