リスタスクールです。
本日は5月に行なったプログラムを一部ご紹介します。
日替わりのプログラムは
運動、芸術、思考など、
さまざまなスキルや興味関心に
触れられる内容で構成しています。
子どもたちがそれぞれの
得意や好きを見つけられるよう、
楽しみながら挑戦できる機会を
私たちは大切にしています。
まずは芸術プログラム。
今月は「テトリス」をテーマにした
アート制作に挑戦しました。

カラフルな紙を使って
テトリスのピースを丁寧に切り出していきます。
どんな色の組み合わせにしようか
どこに並べようか——
じっくりと考えながら
一人ひとりが自分だけの作品をつくり上げていきました。


同じテトリスをテーマにしていても
出来上がった作品は
それぞれ違う個性にあふれています。
色の選び方、ピースの並べ方、余白の使い方——
それぞれのセンスが光る作品となりました。

芸術プログラムでは
「うまく作ること」だけではなく
“自分なりに表現すること”
“集中できる時間を持つこと”
を大切にしています。
普段は落ち着きづらい子も、
制作が始まると驚くほど集中する場面も少なくありません。

最後は作品を見せ合いながら感想タイム。
和気あいあいとした時間になりました。
お次は屋外での運動プログラム。
みんなで「10キロリレー」に挑戦しました。

チームに分かれて10キロのノルマを
リレー形式でつないでいきます。
しっかり心と身体の準備を整えて
不安も入り混じながら、スタートです。

みんなで力を合わせて
長い距離を走りきる——
一人が走り、次へバトンをつなぐ。
寮長も一緒に走ります。
ただ見守るだけではなく
同じ目線で汗を流し、
同じ苦しさを共有する。
それも私たちが大切にしている関わりの一つです。

最初は少し気持ちが重かった子どもたちも
集会を増すごとに次第に本気になり、
皆で声を掛け合いながら一生懸命走りました。
途中でペースダウンしてしまう子もいましたが
誰ひとり、ギブアップすることはありませんでした。


「がんばれ!」と声を掛け合いながら
それぞれのペースで前に進む子どもたち。
仲間のことを思う気持ちが自然と育まれていきます。
普段はあまり体を動かす機会が少ない子も
仲間がいることでやり切ることができました。
走り終えたあとの達成感と、
仲間と分かち合う充実感。
仲間がいるからこそ得られる感情です。

ナイスファイト!おつかれさまでした。
最後は、屋内の運動プログラム。
今月は『卓球』に取り組みました。
区の体育館での実施です。
まずはみんなで声をかけあいながら
準備体操からスタート。

怪我なく楽しく取り組めるよう、
身体をほぐしながら気持ちも整えていきます。
そして卓球台を挟み、
まずはラリー練習から。




リスタスクールでは、
まず “楽しい” と感じてもらうことを大切にしています。
そのため、
ゲーム感覚で取り組める練習を取り入れたり、
経験者の子が初心者の子に教えたりしながら
みんなで協力して進めていきました。


自然とコミュニケーションが生まれ、
仲間同士の距離も縮まっていきます。
そして一通りの練習を終えたら
最後はトーナメント戦を行いました。


練習したサーブ、スマッシュが決まると
思わず嬉しそうな表情を見せていました。
こちらは決勝戦の様子。

経験者同士のハイレベルな試合は
観戦する子どもたちもくぎ付けに。
最後まで大盛り上がりの試合展開となりました。
不登校期間が長くなると、
「頑張った経験」
「やり切った経験」
が少なくなってしまう子も少なくありません。
だからこそ私たちは
仲間と一緒に挑戦し、
夢中になれる時間を大切にしています。
そういった “心の成長” も
こうした運動プログラムの大切な目的です。
新学期が始まり
今学期から学校に行き始めた子、
高校に入学した子など
新しいスタートを切った子たちがたくさんいます。
一人ひとりの歩みの歩幅やスピードは違っても
ここでの日々が少しずつ
自信と力になっていると感じています。
リスタスクールでは
これからもこういった活動を通して
子どもたちの新しいスタートを
全力で後押ししていきたいと思います。


