令和2年2月15日(土)下北沢駅前にて、フリースクールの生徒たちは、

ボランティア活動の一環として、子どもたちによって結成された

地域貢献ボランティアチーム「Support Children(さぽちる)」の

フリーマーケットのお手伝いをしました。

今回も、子どもたちが社会の中で多くの学びを得て、

就労感を得ることが出来ました。

前回の結果を踏まえて、反省点や改善点を考慮し、

今回も、生徒たち自らが企画・製作・販売。

タピオカ(アイス・ホット)の他、キラキラドームという

スノードームのような雑貨も自分たちで準備しました。

準備は、まずフリースクールのパソコンを使って下調べから。

インターネットやYou tubeを使って材料や作り方を入念に調べ、

その後も試作・看板作り・調査などの役割分担をして、

みんなで協力しながらキレイなドームを作ることが出来ました。

そのような意味では、これまでの経験も踏まえて

能動的に取り組むことが出来たようです。

子どもたちは、Support Children(さぽちる)のお兄さんやお姉さんと一緒に、

楽しみながら、イベントに参加していました。

手作りの看板を手に、宣伝も、大きな声を出して頑張っていました。

みんなで協力しあって、イベントを盛り上げました。チームワークは大切ですね!

前回のクリスマスリースなどの季節感を出した商品の販売も好評でしたが、

今回は、初めてキラキラドーム(スノードーム)をラインナップ!

一目で可愛らしい商品、視覚的な効果も得られたようです。

手書きの看板も、丁寧に仕上げました!粒々の文字は、タピオカ柄でしょうか?

ゴールドのリボンを巻いたり、きらきらな飾りを付けることによって、

素敵な商品になるように考えました。

今回もSupport Children(さぽちる)として、

大学生・高校生・中学生が、大勢お手伝いに来ていただきました!

今回は雨天のため1日のみの開催でしたが、

子どもたちにとっては集中して運営出来たようです。

3回目のフリーマーケット参加ということで、

子どもたちは、みんな接客に慣れてきた様子でした。

 

そのため、当初の目標であったタピオカ100杯の目標を50杯に変更し、

1日に集中して頑張りました。

結果はタピオカ32杯、キラキラドーム9個と、目標には届きませんでしたが、

決して少ないというわけではなく、1日で計14900円も売り上げました!

 

経費など精算後、配分や子どもたちへの対価は、これからになります。

 

「Support Children(さぽちる)」の創設者兼代表のアベマサキさんは

「子どもたちにとっても、お兄さん・お姉さんと関わることで視野を広げる

良い機会となったようです。また手伝ってくれた彼らにもとっても、

安心出来る居場所となり、地域の方やお客さんも喜んでくれて、

そんな様々な人が積極的に関わりあってプラスを作っていけるようなイベントを

『さぽちる工房』として、これからも続けていきたいと思っています」とのことでした。

 

前述のアベマサキさんは「(雨天のため)1日の開催となったことを子どもたちと

みんなで話し合ったとき、彼らが言った言葉は『もうWeb販売しようよ』。

本当に彼らは常識を覆す面白いことを言うから楽しいです」。

 

フリーマーケットの意義さえ変わってしまう(変えてしまう)子どもたちの発言に

驚かされつつも、彼らにとって前回の課題の1つでもあった接客や販売の弱さを、

場数を踏んで慣れたり、Support Children(さぽちる)の方々の協力もあったりして、

子どもたちは、コミュニケーション能力が向上し、

また1つ就労経験を増やすことが出来ました。

 

子どもたちの「育ち」や「学び」は、経験値を上げることによって

自信を持つことが出来るようになり、いま流行りの言葉を使うのであれば

「自己肯定感」を高めていくことにつながっていくことでしょう。

 

今後も、子どもたちによって結成された地域貢献ボランティアチーム

「Support Children(さぽちる)」は、様々な活動を展開する予定です。

 

次回は、4月にフリーマーケットに出店予定ですので、

子どもたちの頑張る姿や笑顔を、ぜひ、ご覧にいらして下さい!

「Support Children(さぽちる)」【URL】https://twitter.com/SC_assist5