リスタスクールです。
本日は少し遡って11月のプログラムをお届け。
11月もさまざまな目的をもちながら
子どもたちが前向きに、かつ楽しく
取り組めるプログラムを実施しました。
入寮してくれた子の中には
久しぶりの集団の中での活動である子や
学校の授業に苦手意識を持っている子も多いので
参加と達成ができる要素を散りばめながら
プログラムを計画していきます。
まずは大人気のサッカー。
広いグラウンドを借りての実施です。


まずはボールに慣れるところから。
久しぶりのサッカーボールに苦戦する子も居れば
サッカー経験があり器用にボールを扱える子も。
そんな経験者が未経験者たちに教えたり
それぞれの動作を見てアドバイスし合ったり
和やかな空気感でプログラムは進んでいきます。


ヘディングもマスターできたみたい。
ドリブル、パス、シュートと
さまざまな動作を組み合わせて行うサッカー。
ひとつずつ丁寧に練習を進めていきます。



「ナイスシュート」とこまめに声をかけて
シュートが入る喜びや快感を感じさせながら
とにかく”楽しさ”をインプット。
”苦手”を感じないように意識します。
運動プログラムは1カ月を通して
同じ競技を実施していき、
練習から試合までを行うことが基本ルーティン。
後半は試合を行いました。




練習で習得した成果を発揮するべく
経験者がチームの指揮をとりながら
うまくパスを繰り広げていきます。
私たちが予想以上にそれぞれが
積極性を持って試合に取り組んでくれました。


チームメイトは日常も共にしているメンバーなので
コミュニケーションも取りやすく、
「もっとこうしよう」「次はこうするね」と
ポジティブな話し合いを行います。
こうして時間いっぱいまで試合を繰り返しました。



そしてこの日は普段は少し控えめの子がゴールし
見事チームの勝利に貢献してくれました。
湧き上がる歓声と子どもの嬉しそうな顔に
チームスポーツの魅力を感じた一コマでした。

こうして怪我なく無事に終えたサッカー。
12月は卓球を実施予定です。
この日は新聞タワーを行いました。
”新聞タワー”とは新聞紙を材料にして
テープなどは禁止し、制限時間内に
“自立するタワー”を作り高さを測って競うゲーム。
チームごとに競い合うので
チームワークとともに創造力や発想力、
問題解決を行う能力が育まれます。





普段よく目にはするけど
あまり触れる機会がなくなった新聞紙。
意外に薄くなかなか自立してくれませんが
それでも試行錯誤、アイデアを出し合いながら
チームで和気あいあいと進めていきます。
そして制限時間が終了。
こちらは脚をしっかり固定してナイスアイデア。
それぞれのチームのタワーを計測です。
みんなメジャーの数値にドキドキ。


なんとこんな高さまで作り上げたチームも。
お見事でした。
こうして和やかに終えたプログラム。
普段の生活や学習の中だけでは気づきにくい
仲間と協力する楽しさ自然と体験できた
良い機会だったのではないかと思います。

記念撮影をしてプログラム終了。
おつかれさまでした。
そして最後はボルダリングです。
この日は渋谷に向かいました。
『リスタスクール東京本校』は
下北沢というアクセスの良い場所に
位置していることが強みです。
渋谷には電車で約5分の距離なので
さまざまな新しい体験が行うことができ
子どもたちにも良い刺激を与えることができます。


道中にドラえもんを発見。
可愛い姿をパシャリ。
こうしてボルダリング会場に到着です。


普段とは違う非日常的な空間に
みんなのワクワク感が伝わってきます。
ボルダリングとは
壁を登るクライミングスポーツ。
決められたルートがあるので
そのルートに沿って上を目指して登っていきます。
全身運動のため体幹が必要なスポーツで
高さへの恐怖心との向き合いも必要です。
初めての子も多かったのですが、
それぞれ恐れることなく挑戦してくれました。

1人だとなかなか挑戦できなかったり
そもそも挑戦する機会すら考えることも
なかったことも、仲間がいると前向きに。
落ちてももう一度登り直して頂上を目指します。


こうして時間いっぱい
みんなで楽しむことができました。
こういった初めての経験は自信を獲得しやすく
自己肯定感を育むプログラムとして最適です。
「まだやりたかった」という声や
「もっと難しいところに行ってみたい」など
さらに向上心を持った感想を聞くことができました。
こうして終えた11月。
この11月のプログラムを積み重ねて
12月からは見事再登校を果たした子も。
今年も残り1カ月を切りましたね。
2025年は少しでも前を向いた年だったと
自分をマル◎にしてあげられる
締めくくりができるように、
ラストスパート頑張りましょうね!


