リスタスクールです。

最近の寮での日常をお届けします。

 

ようやく秋らしくなってきたこの頃。

寮では変わらず子どもたちが
充実した日々を元気に過ごしてくれています。

この日は月に一度のハッピーデー。

毎月の始まりに行われるハッピーデーでは
休日に寮生みんなが集まり集会が行われます。

まずは『お知らせ』の読み合わせ。

今月のスケジュールの確認から
“衣類の管理について”
“日々の目標を持って前進してほしい”など
多岐に渡る子どもたちに伝えたいこと、

その月の状況に沿って内容を変えて
子どもたちに伝えられる場として
計画と実施をしています。

それぞれが読んでくれることによって
自分ごとと、自己認識もアップさせながら。

ハッピーデーの中では
前月のさまざまな表彰も。

学習やお手伝いなど称えるべき、
「できた」や「頑張った」を見逃さず
子どもたちの自己肯定感向上に努めます。

ガチャガチャを導入したりと
子ども心をくすぐる工夫も。

そして最後には当月のバースデーをお祝い。

現在30人弱いる東京本校では
毎月必ずお誕生日の子が。

「生まれてきてくれてありがとう!」
の気持ちを込めてみんなでお祝い。

10月は3名の子がお誕生日を迎えます。

ロウソクの火を消した後には
それぞれが今年の目標を伝えました。

「無遅刻無欠席をチャレンジする」
「数学で良い点が取れるようにする」
「卒寮できるように頑張る」と
自らの口でみんなに伝えられたこと、
不登校の時期には考えられなかった変化です。

素晴らしい目標をありがとう。

そして当日には好きな夕食をリクエスト。

“ココイチのカツカレー” と
随分と前から決めてくれていました。

お誕生日はハッピーなもの。

こういった気持ちを
大事に育んであげたいものです。

 

お次は日常のリビングの様子。

みんなが集まる空間のリビングは
安心して子どもたちが過ごせる
貴重な大事な居場所として
私たちも空間づくりを心掛けています。

家族が唯一、顔を合わせる場所が
ギスギスした雰囲気になっていたり
のんびりと過ごせる空間でなくては
子どもたちは安心して家庭内で
成長を遂げることはできません。

大人と同じように、子どもだって
日々頑張っていることはたくさんあります。

外で気を遣ったり
苦手なことにトライしたり、
毎日それぞれのペースで
一生懸命に励んでくれているのです。

そんな中、家でゴロゴロしたり
ゲームをして過ごす姿を見ると
保護者の方にとっては
もどかしく感じることもあるかもしれません。

ですが、ときにはその世界を
一緒に楽しんでみるのも大切な時間。

子どもが夢中になることを理解し、共有することで
いざという時に親の言葉が
すっと心に届くようになります。

子どもは自分でも気づかないうちに
たくさんのことを吸収し、
少しずつ変化しています。

好きなことを通して集中力をつけたり、
遊びの中から人との関わり方を学んだり。

それはすべて”生きる力”につながっていきます。

私たち大人ができることは、
「どう成長しているか」を見逃さず、
小さな変化を一緒に喜ぶことです。

 

最後に、先日の雨の日。

朝散歩ができなかったので
この日はリビングでソーラン節。(笑)

笑いと活気が溢れる
楽しい朝のひとときでした。

また日常の様子も更新していきます!