リスタスクールです。
今回は12月のプログラムの様子をお届け。
12月らしくもあり、
また子どもたちの前向きな取り組みができる
日々のプログラムを考案しています。
この日はクレヨンと水彩絵の具を使う
美術のプログラムを行いました。
今回のテーマは「冬」。
それぞれが思い描く冬の世界を表現しました。

はじめに、カラーチャートを見ながら
「ウィンターカラーってどんな色だろう?」
「冬と聞いて思い浮かぶものは?」と
みんなでアイデアを出し合いました。
雪、夜空、クリスマス、静かな寒さ…。
言葉にしてみると、一人ひとりが大切にしている
冬のイメージが少しずつ見えてきました。



制作では、クレヨンが水彩絵の具を弾く特性を活かし
雪や星などを表現する姿が印象的でした。
大胆に色を重ねる子もいれば
静かに細部を描き込む子もいて
そこにはそれぞれのペースと個性が。
集中して手を動かす美術の時間は、
気持ちを落ち着かせ、頭を整理する効果があります。


また正解がないため「考える力」が育つ場面も。
途中で迷ったり、手が止まったりする場面もありましたが
最後まで描き切ろうとする姿勢がとても立派でした。
こうして出来上がった作品たち。





どれも素敵な作品に
私たちも子どもたちの冬を感じることができました。
「できた」という小さな達成感が
また一つ心に積み重なった時間だったと思います。
お次は格闘技のプログラム。
東京本校では、RIZIN選手でもある
瀧澤謙太さんが運営するジム
『Fired Up Gym』に格闘技を習いに行っています。
身体はもちろん、
心も鍛えられる格闘技。
男の子として憧れのスポーツでもあります。




初めて体験する子がほとんどですが
基本の構えからミット打ちまで、
本格的な指導を受けさせてもらっています。
どうしても暴力的なイメージを持たれがちですが、
ここで大切にしているのは
「強くなること」そのものではありません。
怒りや焦りを抑え、
状況を冷静に判断する力。
痛みや悔しさを経験しながら、
自分の弱さと向き合うこと。
そうした過程を通じて、
メンタルの強化や自信の向上につなげていくことが、
格闘技の大きな目的です。




毎週の格闘技を楽しみにしている子も多く
中には習い事として始める子も。
スポーツから得られる力は
子どもにとって素晴らしいものですね。
今後も継続をしていきたいと思います。
最後は『ハンドベル』の練習です。
毎年クリスマス会で披露される
ハンドベルによるクリスマスソングの演奏。
今年もこの季節がやってきたな~と
クリスマスの訪れを感じさせてくれます。
毎年違うメンバーでの演奏となるハンドベルは
その年ごとの雰囲気や団結力が表現され
私たちにとって思い入れの深い時間となります。


ハンドベル初心者がほとんどの中で
まずは持ち方から音の出し方を学びます。
次は音の割り振り。
出番の多い音を担当する子、
ここぞという肝心なパートを任される子。
自身の向き不向きと向き合いながら
希望とともに振り分けました。
こうしていざ練習開始です。


最初はタイミングが合わず難しそうな様子でしたが、
少しずつ音がつながり「音楽」になっていくにつれて
表情も次第に楽しそうに変わっていきます。
目に見えて上達していく演奏に、
子どもたち自身も達成感を感じているようでした。
みんなで奏でるからこそ、
喜びも何倍にもなり、自然と共有されていきます。
最後は松岡寮長指揮のもと、この日の練習は終わり。

クリスマス会まであともう少し。
限られた練習時間の中で、
より良い演奏を目指して頑張ろうね。
いよいよ冬休みまで残すところ1週間。
前進を止めず、成長し続けられる日々になるよう
引き続き全力で駆け抜けていきたいと思います。


