リスタスクールです。

本日は、最近の子どもたちの様子をお届けします。

 

卒寮と入寮

9月は、卒寮する子が多い月となりました。

夏休み明けは不登校が再び加速してしまいやすい時期。

だからこそ、夏休み期間を通して
「2学期からの登校」を寮生活での最終目標として、
日々を過ごしてきた子どもたちが多くいます。

そして2学期を迎え、実際に登校を再開し
それを継続できるようになった子どもたちは
次のステップである「卒寮」へと進んでいきます。

寮生活を安定して過ごせるようになったこと。
学校にも継続して通えるようになったこと。
そして、ご家族との関係も良好な状態であること。

こうした卒寮に向けた基準を一つひとつクリアした子どもたちが
9月、それぞれ寮を巣立ち、自宅へと帰っていきました。

卒寮の日には、スタッフから
卒寮祝いとしてスターバックスのプレゼントが。

「おめでとう!」
「また遊びに来なよ」

寮でできた仲間たちとも別れを惜しみながら
みんなに見送られての卒寮となりました。

寮で過ごした時間、そこで育まれた友情は
これから先の人生を支える
大きな自信と生活の糧になっていくはずです。

もちろん、寮を出ることがゴールではありません。

寮生活の中で身につけた生活習慣や
学校へ通うリズムを自宅に戻ってからも継続していくこと。

そのためにリスタスクールでは、
卒寮後の生活もフォローさせていただいています。

寮生活で信頼関係を築くことができたからこそ
卒寮後に悩んだり、つまずいたりした時にも
相談とサポートができる存在でありたいと考えています。

「卒寮したら終わり」ではなく
自宅に戻ってからも自分自身の力で生活を続けていけるよう
必要な時には背中を押しながら、
その後の成長も見守っていきます。

一方で、新しく入寮する子もいました。

保護者様からのご依頼を受けて寮生活をスタートする子は
まずみんなの前で自己紹介から始まり、
少しずつ寮でのルールや生活リズムに慣れていきます。

最初は緊張した面持ちで
寮に馴染むまで少し時間がかかる子も。

けれど、寮生活や午後プログラムでの交流を重ねるうちに
少しずつ友達ができ、気づけば自然と輪に入っていく姿が見られます。

一人、また一人と、
自宅へ戻っていく子どもたちを見送り
そしてまた、新しい仲間を迎え入れる。

出会いと卒寮を繰り返しながら
リスタスクールの日々はこれからも続いていきます。

 

誕生日のお祝い

9月は、誕生日を迎える子が3人もいました。

まずは月一の集会の日にホールケーキでお祝い。

そして誕生日当日には
「何が食べたい?」と本人に好きな食べ物をリクエストしてもらい
夕食でみんなでお祝いをするのがリスタスクールの恒例行事です。

今回のリクエストはオムライス。

大きなテーブルいっぱいに料理が並び
「おめでとう!」
の声とともに、主役の子を囲んで
いつも以上に賑やかな夕食となりました。

自分の誕生日を誰かに祝ってもらえる、
そんな温かい時間の積み重ねが
子どもたちにとって安心して過ごせる
「自分の居場所」となっているのだと感じます。

そんな何気ない温かい時間の積み重ねも
共同生活だからこそ生まれる大切な経験のひとつです。

これからもこうした時間を大切にしていきたいと思います。

 

勉強の取り組み

中間テストが近かったり、
受験を控えている中学3年生の子たちは
合間の時間を使って必死に勉強にも取り組んでいます。

学校に通いながら塾や家庭教師を利用している子もいます。

リビングのテーブルでは
年上の子が年下の子に勉強を教えている姿も見られました。

 

さまざまな学年、
さまざまな子どもたちが一緒に生活しているからこそ

得意な科目もそれぞれ違います。

数学が得意な子が問題の解き方を教えたり
英語が得意な子が分からないところを一緒に考えたり。

そんなやり取りが、日常の中で自然と生まれています。

教えてもらう側にとっては
スタッフや先生とはまた違う、
年齢の近い仲間だからこそ聞きやすいことも。

そして教える側にとっても
自分の得意なことが誰かの役に立つことで
自信や自己肯定感につながる機会となっています。

また、就寝前の時間に一人で黙々と机に向かう子の姿も。

不登校を経験して自宅では勉強ができなかった子も
寮の頑張っている子たちに刺激を受けたり、
学校へ通い始めたことで自分なりの目標が見つかったり。

生活リズムや登校習慣だけでなく
学びに向かう意欲もまた、
寮生活の中で自然と育まれていくもののひとつだと感じています。

 

敬老の日

9月21日は敬老の日。

子どもたち一人ひとりから
ご祖父様とご祖母様へ感謝の言葉を伝えるメッセージ動画を撮影しました。

子供達が普段なかなか言葉にできない「ありがとう」の気持ちを
カメラの前で少し照れながらも一生懸命伝える姿が印象的でした。

完成したムービーは保護者の方へお送りし

「祖父母に送ります。家族も喜んでいます」
「本人の成長を感じました」

といった、うれしいお言葉をいただきました。

日頃お世話になっている方への感謝を言葉にすることは
子どもたちにとって思いやりの心を育む大切な機会になります。

また、親元を離れて生活しているからこそ
家族の存在や支えてもらっていることのありがたさに
改めて気づくこともあります。

子どもたちの成長をこうしてご家族と共有できることも
離れて暮らすご家族との
かけがえのないつながりの時間になったと感じています。

 

リスタスクールでは、これからも一人ひとりのペースを大切にしながら
さまざまな体験を通して”復活できる場所”づくりを続けていきます。

また日常の様子も更新していきます!