リスタスクールです。
リスタスクールが開校して早9年目。
そして代表である佐野が
全寮制のフリースクールを始めたのは
さらに昔の、約25年前です。
この25年間の間で子どもの問題は
さまざまに変化してきていますが、
何より増加したことを実感しているのは
「発達障害」という特性を持った子どもたち。
発達障害は
・自閉スペクトラム症、
・注意欠陥多動症(ADHD)
・学習障害(LD)
と大きく3つに分かれますが、
いずれも「中枢神経系に何かしらの機能障害があること」
を定義される障害を「発達障害」と指します。
そういった診断を実際に受けたり、
グレーゾーンという判断を経て
通常学級ではなく特別な支援を受けることができる
通級指導を受けている児童は年々増加しています。
私たちリスタスクールでは
そういった発達障害に対する知識を深め、
あらゆる方策を学ぶよう日々努めています。
実際に多くの子どもたちと接し、
日々を一緒に過ごし向き合うことで
さまざまな対応法を身に付けていくのです。
ただ、実際に対応していて思うことは
発達障害とワガママの境界線の難しさ。
発達障害は絶対的な基準が存在しておらず、
また子どもによって症状も異なります。
現代の医学では原因が完全に特定されていません。
そのため本人にはどうしても難しいことを
努力不足と責められてしまい、
自己肯定感が低下してしまうことで
不登校へと陥ってしまった子も見てきましたし
逆に、発達障害だからしょうがないという
見守りながら容認を繰り返した結果、
ワガママを好き放題させてしまい
取り返しがつかなくなったご家庭も
私たちは目の当たりにしてきました。
そして1番多いと感じるのは
紙一重な特性だからこそ、
発達障害とワガママが混在してしまい
指導や注意、支援方法があいまいとなった結果
どう接していいか分からなくなってしまうケース。
親御様の考えがあれこれと巡ってしまい
子どもなのに腫れ物に扱うような
そんな家庭を多く見ている現状があります、
こうなってしまうと
復活への道のりは険しさを増し、
家庭全体の疲弊へと繋がっていくのです。
だからこそお悩みの保護者様には
家庭内だけの主観ではなく、
さまざまな子どもの対応実績があるプロに
お子様について一度相談してほしいと思います。
第三者の目線でお子様を分析し、
接し方や促し方の方策や知識を得ることで
新たなアプローチを実践することができます。
そして頼る場所を得られることだけでも
保護者様のゆとりへと繋がり、
そのゆとりこそが子どもへの適切な支援へと
繋がることを確信しています。
どんなお子様でも
環境設定や正しい導き方を行いながら
ワガママをきちんと見極めて対応すれば
きちんと復活ができるものです。
またそれを本人に理解してもらうことも
これから生きる上でとても大事なこと。
自身の取り扱い説明書を構築していくのです。
新年度が始まりもう2カ月が経ちました。
見事に復活を遂げ卒寮していく子、
これから復活をするために入寮してくれた子、
多くの子どもを支援させていただいています。
今後も発達障害について正しく向き合いながら
それでいて、自律をきちんと促せるような
子どもにとっても保護者様にとっても
頼れる存在であり続けたいと思っています。
一度今の状況を見つめ直し、
何か状況を変えたいと思う方は是非ご相談ください。
入寮という選択肢だけでなく、
訪問や通所型などのサポートもございます。
また自宅で実践できることもお伝えできればと思います。
(相談は無料になりますので是非ご活用ください。)
不登校解決ダイヤル
📞03-3481-0038(相談無料)
1人でも多くの子どもたちが
充実と成長ができる毎日が送れますように。