リスタスクールです。

今回は10月後半に行ったプログラムの後半をご紹介します。

体を動かす日、頭を使う日、メイクなど
バラエティ豊かな内容になりました。

 

まずは「限界突破シリーズ」の10キロリレーです。

このプログラムでは
羽根木公園にて1周630mのランニングコースを使い
3人1チーム、合計16周(約10キロ)をつないでいきます。

1人あたり3キロ以上を走ることになるため
なかなか根気のいるプログラムです。

リスタスクールでは
定期的に「自分の限界を突破しよう」をテーマとした
限界突破シリーズを実施しています。

今回の10キロリレーも、その取り組みの一つです。

準備運動のあと、チームを発表。

運動が得意な子も、そうでない子も
持ち前の気合いと根性、そして仲間との協力で乗り越えられるよう
スタッフがそれぞれの個性や運動能力を考慮しながらチーム編成を行いました。

いよいよ、10キロリレーがスタートです!

バトンをつなぎながら、公園には子どもたちの元気な声が響きます。

走りに自信のある子がチームを引っ張ったり
苦しくなった仲間に声をかけ、代わりに走ってあげたり。

それぞれのチームで協力しながら、ゴールを目指します。

最初はあまり乗り気ではなかった子も
スタッフの声かけや仲間の応援を受け、
自分の担当距離を最後まで走り切ることができました。

もちろん、スタッフも子どもたちに負けじと一緒に参加!

10キロリレー、想像以上にハードでしたが、
スタッフも「ヒーヒー」言いながら必死に走り
子どもたちと一緒に最後まで奮闘しました(笑)

1位のチームは47分で完走。

最後のチームも52分で走り切り
見事全チームがゴールすることができました。

ゴールした後は、みんなその場にぐったり。

ただ、疲れ切っているのに
どこか誇らしげな表情が印象的でした。

しばらく休んだあとは、みんなで談笑したり
公園で遊んだりして思い思いの時間を過ごしました。

あれだけ走ったあとでも元気に遊ぶ子どもたち。

スタッフも、その体力には驚かされました(笑)

2時間を通して、子どもたちは互いに協力し、
励まし合いながら最後まで走り抜くことができました。

苦しくなってもあきらめずに走り続ける。

自分の限界を超えて頑張り抜く。

そして、最後までやり切った先にある達成感を味わうこと。

こうした経験の積み重ねが
子どもたちの忍耐力や自信を育み、
これから何か壁にぶつかったときにも
乗り越えるための力になっていくと考えています。

これからもさまざまな「限界突破シリーズ」を企画していきます。

 

続いては、カードゲームです。

久しぶりの企画ですが
子どもたちには大人気のプログラムです。

カードゲームというシンプルな「遊び」ですが、
近年はデジタル機器の普及により
友達と顔を合わせて遊ぶ機会も
少しずつ減ってきているように感じます。

オンラインゲームとは違い
相手の表情や反応を直接感じながら楽しめるのが
カードゲームの魅力の一つです。

相手の出方を予想したり
作戦を考えたり、時には駆け引きを楽しんだり。

また順番やルールを守ること、勝ち負けを受け入れること
自分の感情をコントロールすることなど、
遊びの中にも大切な学びがたくさん詰まっています。

まずは「大富豪」です。

大富豪とは、配られた手札から
場に出ているカードより強いカードを出していき
手札を早くなくした人が勝ちというゲームです。

特別なルールも多く
カードによって流れが一気に変わるのが面白いところです。

スタッフがルールを一つずつ説明し、早々に対戦スタート!

ゲームが始まると
あちこちのテーブルから歓声や笑い声が上がります。

普段はあまり関わる機会のない子ども同士でも
ゲームが始まれば自然と会話が生まれます。

勝ったり負けたりを繰り返しながら
テーブルごとに大盛り上がりの時間となりました!

お次は「ポーカー」です。

ポーカーは、配られた2枚の手札と
場に並ぶ共通のカードを組み合わせて役を作り
その強さを競うゲームです。

チップを賭けるか、勝負に出るか、それとも降りるか。

手札の強さだけでなく
相手の表情や反応を読みながら駆け引きを楽しむ、
頭脳戦でもあります。

実はポーカー、現在では世界各国で大規模な大会が開催されており
世界中のプレイヤーが腕を競い合う競技としても人気を集めています。

今回のプログラムでは、もちろんお金を賭けることはなく
ゲーム用のチップを使って対戦しました。

スタッフが役の一覧表を使いながら説明し
慣れないルールにも少しずつチャレンジしていきました。

手札を見つめながらじっくり考える子。
表情を変えずに勝負に出る子。
チップを前に、次の一手を悩む子。

頭脳戦ということもあり、みんな真剣そのものです。

勝負が進むにつれて、あちこちから歓声や笑い声が上がり
気づけば時間が経つのも忘れるほどの盛り上がりとなりました。

そして、トランプの盛り上がりはプログラムの時間だけでは終わりません。

休憩時間や夜の自由時間にも
「やろうよ!」と自然に仲間が集まり、
スタッフも交えてゲームを楽しむ姿が見られるようになりました。

年齢も性格も違う子どもたちが
一つのテーブルを囲み、会話をしたり笑い合ったり。

普段はあまり関わりのない子同士でも
共通の遊びを通して自然と距離が縮まっていきます。

こうした何気ない時間の中で生まれる交流も
共同生活ならではの魅力の一つです。

プログラムをきっかけに
日常の中にも新しい楽しみや仲間とのつながりが広がっていく。

そんな嬉しい変化が見られたカードゲームの時間となりました。

 


最後は、ハロウィンボディペイントです。

ハロウィンにちなんで、今回はボンドや絵の具を使い
腕に本物そっくりの傷を再現することに挑戦しました!

まずはボンドを腕に塗り、乾かしながら形を整えます。

そこに赤や黒の絵の具を重ねていくと
どんどん本物のような傷に変わっていきます。

「ここ、もっとリアルにしたい!」
「こうしたらどう?」

子どもたちはそれぞれ工夫を凝らしながら
夢中になって取り組みます。

自分の腕だけでなくお互いの腕にも
協力しながらペイントする姿が見られました。

完成した傷を見せ合っては
そのリアルな仕上がりに大盛り上がり!

同じ材料を使っていても
傷の形や色の重ね方にはそれぞれの個性が表れ
子どもたちの発想力や表現力を感じる時間となりました。

また、友達とアイデアを出し合ったり
協力して一つの作品を仕上げたりすることも
こうした創作活動の楽しさの一つです。

ハロウィンならではの
少し不気味で楽しいアートプログラムとなりました!

 

年齢も性格も違う子どもたちが
同じゲームや活動に夢中になることで
普段あまり話す機会のない子同士でも
自然と会話が生まれ、距離が縮まっていきます。

また、今回のトランプのように
プログラムで初めて体験したことがきっかけとなり、
自由時間にも自分たちから集まって遊ぶようになることもあります。

スポーツのプログラムを通して新しい競技に興味を持ち
自分から調べたり、個人的に始めたりする子もいます。

プログラムでの一つの体験が
日常生活の新しい楽しみにつながっていく。

私たちは、こうした変化も大切にしています。

不登校を経験した子どもたちの中には
外出や人との関わりが減り、
何かに興味を持つことや日々の生活に楽しみを見つけることが
難しくなっている子もいます。

だからこそ学習や再登校に向けた取り組みだけでなく
純粋に遊びを楽しみ、夢中になれる時間も大切にしたいと考えています。

「これ、面白い!」
「またやりたい!」
「次はあれをやってみたい!」

そんな気持ちが少しずつ増えていくことで
毎日の生活に楽しみやメリハリが生まれ
新しいことに挑戦する意欲にもつながっていきます。

そして、こうした経験を仲間と共有し
日々の生活の中で積み重ねられることは
集団で生活する寮生活ならではの魅力の一つです。

特別なイベントだけでなく
何気ない日常の中にも
子どもたちが成長するきっかけはたくさんあります。

これからも、さまざまなプログラムや日々の寮生活を通して
一人ひとりのペースや個性を大切にしながら
子どもたちが新しい楽しみや可能性を
見つけられる環境をつくっていきたいと思います。

そして、その一つひとつの経験が自信となり
子どもたちの新しいスタートにつながるよう
これからも全力でサポートしてまいります。