伊藤幸弘塾です。

今回は寮生活の平日朝のルーティンを
お伝えできればと思います。

寮内には、1日を寮生活で過ごす子、
寮から学校に通う子と2通りが居ります。

また、中には週に2日だけ通っている子や
学校だけでなくその子に合った場所へ通う子、
個人に合わせたスケジュールを
本人と親御様と相談しながら組んでいきます。

 

朝6時ごろになると最初の子が起床です。

第一は自力で起きること、
難しい場合はスタッフが決まった時間に声掛けします。

そして早々に「いってきまーす!」

 

続々と出発です。

2学期から復活して今のところ無欠席!!
この調子でがんばろうね。

 

寮の中で1日を過ごす子は7時半に朝点呼です。

眠い目をこすりながら、
1日のスタートをみんなで迎えます。

最終的には多くの子が通学することが目標ですが
そのための準備期間としての生活ルーティンです。

まずは朝から活動をすること。

その中で学習の遅れや体力の衰えを補強しながら
自信を付ける期間にしてもらいたいと思います。

 

朝食後はまずは朝掃除。
週ごとに代わる担当場所を掃除します。

清潔な空間で、同時にこころもスッキリ。

 

そして担当曜日には洗濯も行います。

自分のことは自分で。
ほとんどが自宅では親に頼っていた子たち。

自立心を向上させられることも寮生活ならでは。

同時にやってもらっていた有難みも
つくづく感じていることと思います。

 

そしてその後は15分間読書。

インターネットの発達とともに
本に触れる機会はぐんと減った近年ですが、
15分という取り組みやすい時間の中で
読書というルーティンは寮生活に
昔から変わらず取り入れています。

 

そして読書が終わると15分間の散歩です。

近くの公園で身体を動かし、
みんなではしゃいで頭をスッキリさせたところで
その足で学習ルームに移動し学習開始となります。 

 

こうして個別メニューの学習時間と
日替わりのプログラムの時間を過ごし、
寮生活の1日の活動は終わりです。

毎日朝は同じルーティンではありますが、
そのルーティンをきちんと継続し
積み重ねることが子どもにはとても重要です。

引き続き、1日の始まりを大事にしながら
子どもたちの再スタートに繋がるよう
日々を丁寧にサポートしていきたいと思います。