リスタスクールです。

5/11は母の日でしたね。

今年も母の日へ贈るプレゼントづくりを行いました。

1年に一度のこの日を、
子どもたちには『感謝を伝えられる日』として
大事にしてもらいたいと考えの中で
私たちは “母の日” に贈り物作成を企画しています。

毎年恒例のパーラービーズでそれぞれが
思い思いの贈り物づくりをしました。

少し幼稚な印象もありますが、
沢山の色と自由な形で形成する
パーラービーズ(通称アイロンビーズ)は
各々の表現が直球で伝わるモノづくりだと思います。

 

それぞれが好きな色や好きなキャラクター、
さまざまなアイデアを持って取り組みました。

始めてみると一気に集中モード。

これまで当たり前だったお母さんの存在。

寮に来てみてやっと
「お母さんって大変だったんだな。」と
存在の大きさ、有難みに
気付いてくれる子がほとんどです。

この気付きが家ではなかなかできなかったこと。
離れてみないとなかなか気づけないものです。

親子分離をする重要性を感じます。

ひとりだと少し恥ずかったり、
お母さんに対してもどかしい気持ちを持つ子も
仲間も一緒という連鎖反応の中で
スムーズに取り組むことができました。

最後はアイロンで固めて完成です。

できた作品に満足げ。

そして一緒にお手紙を添えます。

普段は同じ屋根の下の家族。

ましてや最近はLINEなどが主流の中で
記憶上お手紙を書くのは初めてという子も。

それぞれが時間をかけて
丁寧に思いをしたためてくれました。

子どもたちの手紙を読ませてもらい
私たちも知らなかった思いや
本来持つ温かい気持ちに感慨深さを感じました。

自宅では言い合いばかりだった子、
家庭内で王様のようになってしまっていた子、
なかなかコミュニケーションが取れなかった子。

さまざまな親子問題を抱えていた過去が
徐々に柔和されていく経過を目の当たりにし
やはり家族はリスタートできるものだと
子どもたちが身を持って証明してくれます。

 

こうしてご自宅へ発送です。

子どもたちの思いが
お母さんたちに届きますように。

 

お母さま方、家事に育児にお仕事・・・
いつも本当にご苦労様です!!

母の愛になかなか気づけない子どもに
日々苦悩されているお母様も多いと思いますが、
キッカケやタイミング次第で
その愛はいつかきっと報われると思います。

これからもひたむきな愛を届けてあげてください。

そしてこれまでもこれからも親は資本です。

特にお母さまのゆとりは
子どもの成長に絶対必要不可欠です。

ゆとりのない子育ては子どもにとっても
良い成長も家族関係も生みません。

ゆとりが保てないほど苦悩したときは
1人で悩まず是非相談してくださいね。

これからも私たちは
世のお母さま方を応援させていただきます!