リスタスクールです。
本日は、全寮制フリースクールに
お子さまを預けることを考えている親御さまに向けて
「親子分離」についてお話しします。
お子さまを家から離すという選択には
たくさんの迷いや不安がつきものです。
「全寮制を考えているけれど
子どもを家から離すなんて、
やっぱりかわいそうではないか」
「離れることで
あとから子どもに恨まれるのではないか」
全寮制フリースクールへのご相談で
保護者の方から多くいただくのが、この迷い。
その気持ちに寄り添いながら
なぜ私たちが“親子が一度離れること”を大切にしているのか、
丁寧にお伝えできればと思います。
「かわいそう」と感じるのは
愛情がある証拠です
まずお伝えしたいのは
その迷いを否定するつもりは全くない、ということ。
子どもと離れることに胸が痛むのは
それだけお子様を大切に想ってこられた証拠です。
ただ、長く不登校が続き
昼夜逆転やゲーム・スマホへの没頭、
親子の会話が成り立たない状態が固定化してしまうと
「同じ家の中にいるのに、何も変えられない」
という苦しさを抱えるご家庭が少なくありません。
一番近くにいる家族だからこそ
かえって変化のきっかけをつくりにくい--
これは決して保護者の努力不足ではなく
家庭という関係性の構造的な難しさです。
「恨まれるのではないか」
――むしろ、感謝が生まれます
もうひとつ多くいただくのが
「離したことで、育児放棄と思われないか?
子どもに恨まれてしまうのではないか」という不安。
けれど私たちの経験では
実際はその逆のことが起こります。
距離ができてはじめて
子どもは家族のありがたさに気づきます。
当たり前にあった家庭、
毎日の食事、不自由のない環境、
見守ってくれていた親の存在——
それらは一度離れてみることで
子ども自身の中でくっきりと輪郭を持ちます。
寮で自分の力で生活を立て直していき、
集団での少し不自由な経験もする中で
「家に帰りたい」「家はありがたかった」という
素直な気持ちが芽生えてくるのです。
また、毎日が充実した生活を送ることで
自分自身に自信が生まれ、
他責思考も次第に自責思考へと変わっていきます。
環境は子どもたちの思考を
あっという間に変化させます。
離れることが、
こじれてしまった親子の関係を
結び直すきっかけになります。
親子分離がもたらす3つの変化
私たちが大切にしている「親子分離」は
突き放すことではありません。
一定の距離を置くことで
お互いに見えてくるものがあります。
1. 子ども自身が「自分の足で立つ」
同年代の仲間と生活を共にし
起床・食事・学習・掃除といった
当たり前の生活リズムを取り戻す中で、
登校への活力が少しずつ戻ってきます。
しばらく見られなかった
子どもらしい笑顔や
積極性が出てくる子も多くいます。
2. 親子関係がいったんリセットされる
距離ができることで
子どもは家族への感謝や敬意を
改めて感じるようになります。
そして保護者の方も
近すぎて見えなくなっていた
お子様の良いところを見つめ直す時間になります。
離れることが、こじれてしまった
親子関係を“修復”するきっかけになるのです。
3. 家庭の秩序が整う
帰る場所としての家庭が落ち着きを取り戻すことで
卒寮後に戻ってきたときの土台が整います。
その「親子分離」を叶えられるのが
全寮制フリースクールです
「離れた方がいいのかもしれない」と頭ではわかっても
家庭の中だけで親子の距離を取るのは
現実にはとても難しいものです。
同じ屋根の下にいれば、つい口を出してしまう。
子どもも甘えが出てしまう。
物理的に生活の場が一緒である限り
関係をいったんリセットするのは簡単ではありません。
だからこそ、全寮制フリースクールという「場」が意味を持ちます。
私たちの寮では
お父さん役の寮長や教員免許を持つ学習担当、
国家資格を持つカウンセラー、
毎日の食事を手づくりする寮母など
約20名のスタッフが24時間体制でお子様を見守ります。
ただ離すのではなく
安心して任せられる環境の中で、
生活リズム・学習・人との関わりを丁寧に立て直していく——
これが、私たちの考える親子分離です。
15年以上、約1400人のお子様を
お迎えしてきた経験が、その土台になっています。
離れていても、「つながり」は切れません
親子分離といっても
関係が断たれるわけではありません。
月に一度、親子面談の機会を設けています。

そして、入寮からおよそ1か月後の最初の面談は
多くの保護者の方にとって忘れられない時間になります。
「目の力が戻っていた」「久しぶりに自分から話しかけてくれた」
「表情がやわらかくなって、声のトーンまで変わっていた」
——わずか1か月でも、お子様の変化に驚き、
思わず涙ぐまれる方が少なくありません。
家庭では何年も動かなかったものが
環境が変わることで動き出す。


その瞬間に立ち会えることが
私たちのやりがいともなるのです。
面談では、寮での成長を一緒に確認しながら
過去の振り返りや今後の目標を話し合っていただきます。
さらに卒寮後を見据えて、
起床から就寝、スマホ・ゲームの時間や親子のルールまで、
ご家庭ごとの「ルールブック」を
子どもと保護者が一緒につくっていきます。
離れている時間は、断絶ではなく
戻ってきたときのためにお互いを整える時間なのです。



そして、再登校へ
私たちの寮は都心にあり、
寮で生活しながら在籍校へ通うお子様が
現在は約8割にのぼります。
仲間が登校する姿が刺激となり
「自分も行ってみよう」という連鎖が生まれます。


在籍校との連携により
出席認定を受けられるケースも多く、
学業面でも安心して復帰を目指せます。
「離すのはかわいそう」から始まったご家庭が
卒寮の日には「離れた時間があったから、今がある」と
おっしゃることは少なくありません。
迷っているときこそ、一度ご相談ください
親子分離が本当にお子様に合っているかは
ご家庭の状況によって異なります。
だからこそ、無理に決める前に
まずは私たちにお話を聞かせてください。
寮の見学も随時受け付けており
実際の様子をご覧になって
入寮を決断される保護者の方が数多くいらっしゃいます。
どんなに小さな不安でも
専門スタッフが親身に対応いたします。
不登校解決ダイヤル
📞03-3481-0038(相談無料)
ご相談は無料になりますので、ぜひお気軽にご活用ください。
一緒に、お子様にとっての最善の一歩を考えていきましょう。


