リスタスクールです。
今日は体力測定の様子をお伝えします。
入寮してくれた子の中には
学校の体力測定を実施できていない子も多いので
東京本校では定期的に体力測定を行います。
同年代の平均値を照らし合わせて
自分自身の現状を知り、
不足があれば意識と向上に繋げます。
また定期的に行うことで
自身の成長を知ることもできるため
目標も立てやすくなります。
体力測定は2日に分けて行います。
こちらは屋外種目の様子。
「気を付け、礼。よろしくお願いします!」
プログラムのスタートは元気な挨拶から。
まずはハンドボールの種目。
できるだけボールを遠くに投げてもらいます。
単純な動作ではありますが
上半身のパワーと身体の使い方を測る、
未成年には欠かせない種目です。
私たちの体力測定は協力制で
お互いを測り合いながら進めていきます。
こうすることで「やらされている」感覚ではなく
主体性と協調性を養うことができるのです。
また測定の役割などを与えることにより
正確に果たす責任感が求められます。
子どもたちにとって日常生活である
授業やプログラムには
成長できるポイントが多々潜んでいるからこそ
社会に出ることへの必要性を感じます。
お次は持久走です。
走る前はヤル気たっぷりの子どもたち。
いざ走り出すと途中で音を上げる子も。
己の持久力の無さを痛感しつつも、
それでもみんなの声援のもと
最後までやり抜くことができました。
そして最後は50m走。
久しぶりの全速力ダッシュ。
爽快に駆け抜けて屋外種目は終わり。
そして別日に屋内種目も。
しっかりウォーミングアップを済ませて
長座体前屈、反復横跳び、上体起こしなど。
学校で実施されている8種目を行います。
体力測定のため良い記録を出せるよう
みんな真剣に取り組みます。
運動が苦手な子にとっては
体力測定と聞くと億劫な気持ちが生まれますが
私たちは個人の数値を測ることよりも
「取り組む過程」に価値があると考えています。
客観的に自分の成長を感じる時間を持つことで、
学習にも生活にもつながる
「自分の成長のために行動する力」を育む、
とても大切な時間となるからです。
最後は1番の鬼門 “20mシャトルラン” !
ナイスラン!
ナイスファイト!!
最後までよく頑張りました。
終わった後の子どもたちの
達成感を得た表情が印象的でした。
こうして無事に終えた2日間。
次回は自己記録の更新を目指して、
日々の生活の中で力を伸ばしていきたいと思います。